ブリッジからのセラミックとインプラントによる治療の症例
主訴:ブリッジの見た目が気になる。
処置名
- 光学印象によるインプラント欠損補綴治療
「ソケットリフト(上顎洞挙上)を伴う」 - 16光学印象によるセラミッククラウン補綴治療
- 14光学印象によるセラミックインレー修復処置
初診時年齢
41歳
診断名
右上第2小臼歯欠損、不良修復物および不良補綴物
来院頻度
1ヶ月に1〜2回ほど
(インプラント手術直後は1ヶ月2〜3回ほど)
治療期間
6ヶ月
費用の目安
- インプラント40万円程度
- セラミッククラウン 10万円程
- セラミックインレー 4万円程
リスク
外科的侵襲がある。
上顎洞挙上を伴うため、鼻症状が出現する可能性がある。
実際の相談から治療までの流れ
右上5、6番目の歯の見え方が気になる。
金属によるブリッジが入っている。
欠損部にインプラント治療を患者様が望まれたため、インプラントのシュミレーションをCT上でおこなう。
残存骨(自身の骨)が5.5mm存在し、上顎洞に対しクレスタルアプローチ(歯槽頂からのアプローチ)による上顎洞挙上と同時にインプラントを埋入した。
インプラントの骨結合が得られた後、Neoss社のエステティックヒーリングアバットメントを装着し、歯肉の治癒を待ち、 光学印象(3Dスキャナー)により型取りを行なった。




技工所での補綴物設計の様子
歯科用CADソフトによって理想的な形態の歯冠形態をデザインする。


完成した補綴物
従来は模型は石膏で作られるが、今回は3Dプリンターによる光造形模型を使用している。
口腔内に入った補綴物の様子
インプラントの部位は周囲歯肉との調和も自然である
治療前・治療後
Before
After
Before
After