矯正治療は「痛くないのか」「治療期間の長さ」など、よくある質問内容をQ&A形式でご紹介させて頂きます。
疑問点や不安など、治療の前に解決してしまいましょう。
こちらのQ&Aでお持ちの疑問が解決しない場合は当院までお気軽にお問い合わせ下さい。
矯正治療は痛い?
矯正装置を最初につけた時は多少の痛みや違和感が出る可能性がありますが、数日経てばすぐに慣れるのでご安心下さい。これまでにも多くの方が受けられている治療ですのでご安心下さい。
治療期間はどのくらい?
治療期間は、個人差がありますが大体2年程度はかかるものとお考え下さい。
その間は歯の動き具合いや装置の点検、位置を調整するために月1回から2回程度ご来院頂きます。また治療が終了し装置を外した後も歯の位置を安定させるための保定期間があり、保定期間中も定期検診を受ける必要があります。
一人一人の歯並びや噛み合わせの状態、使用する装置によっても期間は変わってきますので検診時にご確認下さい。
目立ちにくい装置はありますか?
目立ちにくい装置もあります。一般的なブラケットを用いた装置でもセラミック製や、プラスチックを用いた透明なタイプ、透明なマウスピースタイプの装置もあるので春季のお子様など見た目が気になる方でも安心です。
最近ではあえてカラーゴムなどを用いたタイプのものをファッション感覚で楽しむお子様も増えてきておりますのでご興味のある方はお気軽にご相談下さい。
矯正治療中のブラッシングはどうしたらいいですか?
矯正装置をつけていると歯磨きがしづらいのでどうしても磨き残しが出やすくなってしまいます。当院では、治療開始前に装置に合わせた正しい歯磨き方法を指導致します。
矯正治療中にむし歯にならないためには装置と歯の境目などに汚れが残らないよう注意深く磨いていく必要があります。
いつも以上に丁寧に意識してブラッシングするようにしましょう。
矯正治療中にむし歯になってしまったら?
矯正治療を始める前の段階でむし歯があればむし歯治療を先に済ませますが、治療開始してからむし歯になってしまった場合には一旦矯正装置を取り外し、むし歯治療を先に行う必要があります。
治療期間を必要以上に長引かせないためにも、装置を装着してからむし歯になる事がないよう注意して歯磨きしましょう。
妊娠前・妊娠中もむし歯予防を
妊娠中もむし歯予防
お子様が将来むし歯になりやすいかどうかというのは、お母様のお口の中の状態が大きく影響します。
母親にむし歯菌があると出産後に口移しでお子様にむし歯菌が移ってしまいますので、そうならないためにも出産前から歯医者へ通う週間をつけ、お口の中の健康を守っていく必要があります。
そして、お母様がむし歯や歯に対しての正しい知識を身につける事が大切です。
妊娠中の歯科治療は安全な出産だけでなく、生まれてくるお子様のための歯科治療とも言えるのです。
痛くなってから歯医者へ行くのではなく、健康な歯を保つためしっかり予防しましょう。
新米ママへ豆知識
- ご飯を口移しであげるのはやめましょう。
- タバコを吸うと赤ちゃんの心拍が低下します。
- ママが栄養不足になると赤ちゃんに影響します。
- お子様の歯が一本でも生えたら受診しましょう。
妊娠中の治療について
妊娠中は歯科治療が出来ない思われている方が多くいらっしゃいますが、治療計画を立てるためにも何か症状があればすぐにお越しください。
妊娠初期の場合でもむし歯や歯周病があった場合はまず経過を観察し、安定期に入ってから治療を行います。また、妊娠初期であっても、防護服を着用してレントゲン撮影をしたり、薬を処方せず治療をしたり、身体の状態に合わせて治療をご提案させて頂きます。
妊娠4ヶ月から7ヶ月の安定期に入っていれば一般的なむし歯治療、歯周病治療は可能です。出産後に母親の歯の状態が悪くなる原因は、赤ちゃんに栄養がいっているためという説がありますが医療的根拠はまったくありません。
育児でご自身のケアに時間を取れなかったり、ホルモンバランスが変化する事などが原因です。
慣れない育児で忙しい中時間を確保するは大変ですが、赤ちゃんのためにもお時間を作って頂けると幸いです。