口腔筋機能療法(MFT)
口腔筋機能療法(MFT)を行うことで正しく筋肉が機能するようになり、不正咬合の原因となる舌癖(ぜつへき)の改善・予防や、口呼吸の改善を行うことができます。
歯ならびに悪い影響を与えない正しい飲みこみ方は、口を閉じて舌を上あごにつけ、奥歯をかみしめ、のどを使って飲みこみます。
舌癖のある人は、舌が歯を押していて、飲みこむときにはさらに押し出す強い力が歯に加わります。また、いつも口を開けていることが多いため、舌が歯を内側から押す力に対して、外側から歯を押さえる唇や頬の筋肉に力がありません。
そのため、出っ歯になったり、歯と歯の間にすき間が開いたり、上下の歯がかみ合わない歯ならびになることがあります。
お子様のお口はこのようなことはありませんか?
- 普段からお口をポカンと開いている
- 食事をするのが遅い
- 発音が気になる
MFTのトレーニングは、咀嚼や嚥下などに必要な舌などの口腔周囲の筋力をつけることから始まります。
舌、口唇、咬筋など、個々の筋肉のバランスを整えるためのさまざまなレッスンがあるため、患者さんの症状や必要に応じて選択します。